こんにちは、タニーです。就職して会社に勤め始めると学生の頃とは大きく生活が変わります。その変化にうまく対応できる人は良いのですが、ぼくはそれがうまくいきませんでした。

ぼくの場合、同僚との関係は問題ありませんでした。社会人デビューも問題なく終わりました。学生時代と特に変わっていませんでしたので、デビューというほどの大したこともしていませんけどね。

周りの環境について行けずに落ちこぼれる

仕事って波があります。忙しくないのでのんびりと業務を行っていい時、忙しいので短期間に多くの業務をこなさなければ行けない時と状況によって異なります。

ぼくはこの仕事の波に全くついて行けず、どんどん落ちこぼれていきました。忙しくない時は多少変なことをしていても大丈夫でした。でも、忙しくなったときに上司の求める方法で上司の求める答えを出せず、次第に当たりがきつくなってきました。

ぼくは配属された部署での仕事ははっきり言ってただ作業をしているだけでした。仕事を振られたら言われたことのみを行い、その背景に何があってどんなことを考えながら進めたらいいのかなんて全く考えていませんでした

そのため、前にやったことの応用や自分で考えて進めなければならない業務が全くできませんでした。要は何も考えていなかったわけですから、自分で考えろと言われてもピンともきません。

仕事の進め方としては完全に受身になっていました。

何も考えていないから、何が分からないのか分からない、上手くいかなかった時に何が悪かったのか分からない、どんな成果物を期待されているのか分からないと言った最低なことになっていました。

分からなくても聞かず、というか何を聞いていいのか分かっていなかったので聞くこともできず作業を始めますが、言われていないことは出来ないのですぐに行き詰まってしまいます。

それでも何が原因で行き詰まったのか分からないのですぐに上司に相談することもできず、相談する時にはかなり時間が経った後になるというダメな社会人でした。

きっとこんなぼくの態度が嫌だったのでしょう、気がつくと毎日上司から説教をされるようになっていました。

何か相談をすれば「なんでそんなことも分かんねーんだよ!」と言われ、仕事がなかなか終わらないと「いつまでこんなことやってんだ!」と怒られ、過去のミスに関して「お前のせいで俺の時間が無駄になったんだけど、どうしてくれんだよ!」とキレられていました。

この辺りの詳細は以下のパワハラに関する記事も書いています。

説教をされればされるほど何をしたらいいのか判断できなくなり、受身の姿勢がスーパー受身になっていきました。

天の声天の声

スーパー受身って何だよ……

人間って怒られれば怒られるほど脳が萎縮して自分から行動できなくなるようですね。そんな研究結果もあるようです。

ぼくの当時の状況はまさにそんな状況で、怒られれば怒られるほど何も動けないようになっていきました。その様子がまた不快だったのでしょう。さらに上司の説教はひどくなっていきました。

その結果、ぼくはある日会社に行けなくなりました

会社に向かって歩いて行くと、だんだん腹痛が酷くなりそれでも無理して進もうとすると吐いてしまうという症状まで現れました。

ついには会社に行けず毎日布団の中でボンヤリするようになりました。こうなると、会社を休むことによる罪悪感も重なりさらに気分が悪くなるという負のスパイラルに陥りました。

なんとか会社に行けるようになっても、ぼくの仕事スタイルが変わるわけではなかったため、相変わらず上司から説教されて会社に行けなくなるという負のスパイラルは変わることがありませんでした。

会社に行くことがストレスになり、会社に行っても上司から説教されることがストレスになり、ぼくは上司と対面した時に声が出なくなるという状況になりました。

何かを話そうとしても声が出ないのです。これは同僚や友達と話すときは全くそんな状態になりません。上司や課長など明らかに立場が上の人と話すときにのみなります。

その上司の前では声が出なくなる状況はその後暫く続きました。ぼくはその会社を転職してとても優しい上司の下で働くことになった時も、暫く声が出ない状況になりました。

この人は関係ないと自分に言い聞かせてなんとか絞り出すようにすれば声が出ますので、完全に話せないというわけではありませんが、今でもその症状に苦しめられています。

その後、結局当時の課長がぼくを転属してくれたおかげでその上司から離れることができ、完全に会社に行けなくなることはなかったのですが、あのまま続いていたらどうなっていたのかと今でもたまに夢に見ます。

自分にどんな非があったのか

その当時から約8年が過ぎた今、自分にどんな悪い点があったのか客観的に考えることができるようになってきました。

それは、やはり自分が受身的に仕事をして自分では何も考えようとしていなかったことが原因だと思っています。結局、向上心も責任感もなくただ与えられた事だけを行おうとして、何したらいいのか考えようともしていなかった事が問題でした。

ぼくの中で社会人として給料をもらいながら仕事をするという覚悟がなかったのも問題でした。何だか偽善者みたいな事を言っていますが、給料をもらう以上それに見合った労働を対価として払わなければいけないという考えの人が多くいると思います。

当時の上司もまさにその考えで、そのような考えの人の元に配属されたらそれだけの労働をしないと怒られるわけです。当時のぼくはそんな考えに及びもしなかったので、なぜそこまで怒られるのか理解ができませんでした。

もしある程度分かっていたらもう少し違う結果になっていたのかなと思っています。

周りの非を考えると……

こんな事を考えているうちはダメなのかもしれませんが、会社側にどんな問題があったのでしょうか。

ちなみにどんな状況でも、こんなことにならないように振る舞えるのが理想です。それでも、今後このような事が起きないように、どんな状況なら注意したらいいのかという警告にもなるため、書き留めておきます。

配属されたチームに問題あり

問題はぼくが設計部に配属された後でした。ちなみに配属されたチームはぼくを含めて4人のチームです。30代後半のチームリーダーに、3年目の若手2人にぼくが配属されました。

ぼくが所属する課の中でも特に若いチームです。配属された課は30人くらいいましたが、3年目は3人、2年目は2人、新人は3人という編成で、チームのうち3人が3年目以下というのはぼくの配属されたチームだけでした。

しかも上司も設計部に転属して間もなく、設計の経験がほとんどありません。しかも仕事が課として初めて受けるお客さんからの仕事で、量産開始まで残り1年半という、よく考えればめちゃくちゃ危険なチームでした。

このようなメンバーで仕事を行なっていくわけですが、配属当初は問題なく行なっていました。配属された頃は設計検討も問題なく進んでおり、特にトラブルが起きていなかったからです。

しかし、事件が起きます。量産試作のフェーズという量産を始める準備段階に入った瞬間、お客さんから新しいデータが出てきたのです。これまで設計の設計を見直さなければならないほど想定とは異なるデータでした。

量産試作前の設計検討で想定していたデータの見積もりが甘過ぎたという意見もあります。そこはぼくが配属前に終わっていたため、詳しい背景は分かりませんが経験不足で若すぎるチームであるがために最悪の状況を想定しきれていなかったのではないかと思います。

余裕がなくなって当たりがきつくなる

この事件の後、チーム内から余裕が完全になくなりました。設計の見直し、試作や実験の手配、実験結果の考察などやることがたくさん出てきます。さらに、試験NGもばんばん発生したため、その再検討も行わなければなりません。

元々ぼくはできる人間ではなく、要領が悪い方です。悪いながら何度も繰り返していきながら身に付けていくような感じです。しかも、学生気分が完全に抜けていなかったこともあり、納期の関係で1分1秒を争うような殺伐とした職場で仕事をする覚悟が出来ていませんでした。

ある日突然変わった雰囲気に対応することができず、与えられた仕事もうまく出来なくなってきました。これまでは上司から進め方の詳しい説明があり、それに沿って行なってきました。でも、余裕がなくなり時間がなくなったことで詳しい説明がなくなり、何をしたらいいのか分からなくなってきました。

上司の期待する動きを見せられず、上司自身の余裕もなくなり次第に雰囲気が悪くなっていきました。そして、いつの間にか説教地獄へとつながっていきました。

同じ経験をして欲しくない

ぼく自身このような経験をしてきて、今だったらこうしていた、とか違う考え方ができればもっと効率よく振る舞えたなど思うところがあります。

そのため、このブログの目的の1つに、ぼくと同じような経験をしそうな人がいたら、事前に回避してくれるようなヒントになれば良いという思いがあります。

このブログを読んでくれているあなたが、ぼくのような失敗をせずに良い職場環境を過ごせるようになる事を期待しています。

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