こんにちは、タニーです。以前「シンプルTODOリスト仕事術」という書籍を紹介しました。この本はただ単にToDoリストを作って管理しようなんていう陳腐な内容では無く、どうやったら精度のいいToDoリストが作れるのかという点に着目した本になっています。

それではこの本のどこを読めば精度のいいToDoリストが作れるのでしょうか。書籍の良いところは色々な情報が漏れなく載っている事ですが、逆に情報が多すぎてどこを読んだら良いのか分からないというデメリットにもなります。

そこで、精度のいいToDoリストを作るために必要な項目を紹介したいと思います。

ちなみにこの本は2018年4月20日からKindleでも読めるようになります。電子書籍で読めるというのも良い点ですね。

最も大事なことは仕事の目的をどこまで把握できるのか

本の冒頭24ページにこう書かれています。

TODOリストはあくまでもツールです。TODOリストを活用する以前に、私たちは仕事に対する考え方や進め方をしっかりと理解しておく必要があります。それなしにTODOリストだけを使っても絶対に速くなりません。

大事なことはどうやってTODOリストを使うかではありません。TODOリストを書き出すために何を把握していなければいけないのか、ということを明確にしておく必要があります。

この本でも第1章で「なぜ仕事が終わらないのか」ということについて深掘りしています。なぜ仕事が終わらないのかということを考えていくと、結局その仕事の目的が把握できていないことになっていきます。

この本では、第1章で仕事が終わらない原因について考察しています。それは次の5つになると言っています。

  1. 仕事の目的を把握していない
  2. 具体的なTODOが見えていない
  3. 具体的なTODOを整理できていない
  4. TODOを処理する速度が遅い
  5. TODOが多すぎる

1〜3は仕事の目的を正しく把握することによって解決するといっています。また、4と5は1〜3が出来るようになってから気にするべきだと言っています。

じゃあどうやって仕事の目的を把握したら良いのでしょうか。安心してください。第2章では「仕事の目的を把握する」方法について30ページ以上かけて解説しています。

どうやったら目的を把握できるのか

第2章で解説している仕事の目的の把握ですが、この本では具体的な手法を3つ説明してくれています。

どの方法も一般化されており、業種や職種に左右されにくい方法です。この一般化された方法が載っている本は案外少ないため、この書籍はそれだけで価値があります。

中には、研究職はこうやって目的を把握する!なんて解決書かれた本もありますが、読んでいる人が全員研究職であることはありません。むしろ、関係ない職種の人がほとんどでしょう。

関係ない方法をいくら説明されても興味湧きませんよね。まれに関係ないことが役に立つこともありますが、本当にまれです。

話を戻しますが、ぼくはこの中で「「多重視点」で複眼的に目的を捉える」という方法でした。

なんとなく「このプロジェクトの目的はなんだろう」と考えるのではなく、「自分の目的」「自分の上司の目的」「自社全体としての目的」「お客様にとっての目的」「お客様の会社全体としての目的」を考えていくのです。

ぼくも例外なく漠然とプロジェクトの目的しか考えていませんでした。そのため、広い視点で考えろと言われても具体的に何をしたら良いのかピントも来ません。

これを読んでどうやれば広い視点で見ることができるのか完璧に腑に落ちました。

さらに追加するのであれば、「お客様のプロジェクト費の承認者にとっての目的」についても考えることが出来れば、抜け漏れがなくなると思います。

予算の承認者にとって、大きな金額を動かすことはそれだけで役員からも注目されます。そんな状況では絶対に失敗出来ないはずです。

その承認者が社内でどんなキャリアを歩んでいく予定なのかを把握できれば、プロジェクトの目的やゴールがより明確に見えて来ます。

TODOリストを作ることは将来役に立つ

ぼくは今30代中盤ですがこのTODOリストを作ることがめちゃくちゃ苦手です。これまでの仕事の進め方はあまり気にしなくても良かったからです。

ここ7〜8年くらいはほとんど1人で仕事をしていました。そのため、プロジェクトは全て自分1人で完結させます。誰かとTODOリストを共有する必要が無かったのです。

やるべき事は大抵自分の頭の中で考えてそれに従って仕事を進めていました。これまでその方法で支障がなかったため、上司もぼくの方法を認めてくれていた状況でした。

でも、最近部署異動によってチームで動く必要が出てきたのです。やるべきことをまとめるような仕事や、チームメンバーの仕事の割り振りなどをする必要が出てきたのですが、全く分かりません。

これを読んでいるあなたが20代だったら今すぐにでもTODOリストを作成することをオススメします。その際に、闇雲にリストを書き出すのではなく、この本の方法に従って書いていきましょう。

あなたがチームリーダーとなって仕事を進めたり、大勢で仕事をするようになったとき、この能力は非常に強力な武器になります

まとめ

TODOリストを正確に漏れなく作ることができると、それだけで仕事の効率が上がります。これは著者もはっきりと言っています。

そのためには仕事の目的を正確に把握して、やるべき事をあらかじめ想定できるようになる必要があります。それをやるための近道がこの「シンプルTODOリスト仕事術」に書かれています。

ただ仕事を見える化するだけでなく、この先のキャリアを考えるとこのTODOリストを作る事は欠かすことのできない能力になっていきます。

是非この機会に身につけましょう。

スポンサーリンク