こんにちは、タニーです。仕事をしていると何かと判断に迫られることがありますよね。簡単な手伝いをするかしないかといった軽いものから、不具合が起きた場合に決断しなければならないような重いものまで、多種多様です。

様々な上司を見ていて感じたことは、この判断を迫られた時に迅速な対応が出来る人は大抵仕事が出来るという点で共通していました。逆になかなか結論を出さずに先延ばしするような人はとにかく頼りない印象です。

そこで、この判断力について考察してみたいと思います。決断するからといって仕事が出来るかどうかは難しいところですが、判断を速くすることによって頭の回転も上がっていくのではないでしょうか。

まずはぼくを含めて周りにいる判断力がある人とない人の特徴をみていきます。

判断力がある人

仕事が出来ると感じる上司Aさんは問題が起きた時に動くか動かないかの判断をすぐに下してくれます。自分達が悪いわけではなくお客さん側の問題だった場合でも、動くことによってどのように恩を売るかをしっかり考えています。

一見無駄足だったように思える対応でも、その後の関係で優位に立てるような布石をうまく打ってくれるため、その後の仕事がとてもやりやすくなります。

Bさんは問題が起きてもすぐには判断せずに、関係者から事情を詳しく聞きます。可能であればお客さんとも会話をして、何故その問題が起こったのかの調査を始めます。

少し考えた後にどう動くかの指示を出します。最初は直ぐに判断せずに時間ばかりが経ってどうなるのかと思いましたが、解決するまでのトラブルにはメチャクチャ迅速な指示を出します。

自分の中でストーリーを決めたらそれからブレることなく解決まで持っていきます。しかも筋道がしっかりしており、お客さんからの反発もありません。

この上司の質問もまた的確です。出来る上司の質問に関しては、いずれ別の記事で紹介したいと思います。

判断力がない人

出来ない人と感じたCさんは、問題が起こるととにかく当事者から情報を引き出そうとします。ここまではBさんと大差ないように思えますが、聞き方が残念な感じです。

問題が起きる前からメールの宛先の1人になっているにも関わらず、「この件よく分からないんだけど、状況教えてよ」、「なんでこんなことになったの?誰が悪いの?」などど、何を聞きたいのか要領の得ない質問ばかりしてきます。

結局詳細に説明したところでどうするかの判断をせず、ただ時間が経つのを待っているだけです。業を煮やして別の誰かが動くのを待っているのか、お客さんが忘れるのを待っているのか不明ですがとにかく何もしません。

さらにタチの悪いことに、後から「最初からこの方針は上手くいかないと思ってたんだよ」などと責任逃れをし始めます。

1番ひどいと感じたのはDさんの対応でした。とにかく解決策を自分で考えて動けというだけで、具体的な指示はありません。

こんな感じでやろうと思いますがどうでしょうか。

と考えを言っても、賛成も反対もせずにとにかく動けの一言。その状態で動き始めると突然、何勝手なことやってるんだ。それが上手くいかなかったらどう責任取る気だ。なんてキレ出します。

その時は問題が大きくなり途中から課長が登場したため事無きを得ましたが、あのまま進んでたらどうなったんだろうと考えるだけで恐ろしくなります。

上司ではないですが、判断力のない平社員はこんな感じです。

分からないことを質問する際に、「これが分からないんですけど……」と聞いてきます。どこまで分かっていてどこから分からないのか、またはどう解釈しようとしているのかを全く言わないため、説明しようとしても相手のレベルが分かりません。結局説明しても、それよりもさらに基本的なことが分かっておらず説明が無駄だった、となります。

また、何か設定や変更を行ってもその根拠が全くなく、何も考えていません。例えば図面の寸法公差が類似品と異なっていて、その理由を聞いても「よく分かりません」「とりあえず変えてみました」「こうしろと言われたので」と自分の意見を持っていません。

ちなみにこれは昔のぼくです。正直、ハタから見ると頭悪いですよね。こんな仕事の仕方をしていたら、使えない社員というレッテルを貼られても仕方がないかなと思います。

判断力が思考能力と責任感を育てる

いきなり仕事が出来るようになることは難しいかもしれませんが、自分で判断して行動することは今からでも出来ます。ぼくは「判断力があれば仕事が出来る訳ではないが、仕事が出来る人は判断がある」という考えのもと、なるべく自分で判断するようにしています。

自分で判断出来るようになると色々メリットがあります。

考える力が鍛えられる

何も考えずに上司に言われるがままに作業をこなしていっても成長しません。合っている間違っているは気にせず、自分ならどう動くのかを常に考えながら仕事を進めます。全て終わった後に一度振り返って、もう一度どうしたら良かったのか上司の判断はどうだったのかを見直すとさらに力がつきます。

もし問題が起きていなくても、問題が起きたことを想定して考えられるとさらに成長は速いです。例えば、今取り掛かっている試験がNGだった場合にどう解決したらいいのかなどです。これを繰り返して仕事をしていくと自ずと思考力が鍛えられて、いざという時に直ぐに動けます。

責任感がつく

問題が起きたときに責任をとるというのは、会社を辞めることではないと思います。会社を辞めるってただの逃げですよね。じゃあ責任をどうとれば良いのでしょうか。それは問題を最後までやり遂げて収束させることです。

部下の立場で仕事をしていると、つい問題が起きたら上司が責任とってくれるから、なんて考えてのんびり仕事をしがちです。そんな無責任な仕事の進め方をしているといつまでたっても出来ないヤツで終わってしまいます。

問題が起きても自分1人で解決までの道筋をたて、必要があれば周りの協力を得ながら解決していくというのが責任のある行動です。これが出来るようになるには判断力が必要になってきますが、自分で判断出来るようになれば自ずと責任感もつくのではないでしょうか。

まとめ

ばんばん判断して仕事を進めることができる人は見ていてかっこいいものです。何も判断せずにダラダラ仕事を進めることも簡単ですが、いざという時に何も出来ない人になります。

特に判断力、決断力はどんな仕事をするにも必要な能力です。今後キャリアアップや独立を考えている人こそ身につけたい能力ですね。ダメな人を反面教師にして一緒に精進していきましょう。

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