こんにちは、タニーです。就職活動を行っていると必ずと言っていいほど聞く言葉に、高学歴や体育会系は就活に有利っていうものが挙げられます。

ぼくが就活した頃からこの話は言われてきましたが、どうやら今でも同じようなことが言われているようです。

中には、高学歴で体育会系なのになかなか就活がうまくいかなかったという人もいると思いますが、その人たちは自分の持っているアピールポイントを完全に間違っているからです。

それでは、どうして有利なのか、またどう活かしていったら良いのか説明して行きます。

ちなみにこの話は、ぼくが転職活動中にとある企業の人事部長から聞いた話です。

高学歴・体育会系というだけで、ある事をアピールしている

「あなたがこれまでとても辛かった事を最後までやり遂げたエピソードは何ですか?」

高学歴や体育会系であればそれだけで上記の質問に答えていることと等価になります。しかも面接で聞くまでもなく伝わるので、嘘のアピールかどうか疑われる事もありません。

この質問に答えられるだけでどんなメリットが企業側にあるのでしょうか。メリットがなければ体育会系というだけで採用される訳ありません。

答えは、「壁にぶつかった時に途中で逃げ出さずに最後までやりきる耐性を持った人を採用できる」というメリットになります。

企業側からすれば、社員をゼロから教育して一人前の社会人に育てていくには相当なコストがかかります。それだけコストをかけても、将来そのコスト以上の成果を期待しているからこそ教育する訳です。

でも、途中で投げ出す人しか雇っていなければ、教育の途中でみんな辞めてしまうかもしれません。そんなリスクを極力回避できる人を採用したいと思うことは自然ではないでしょうか。

採用した新人を教育する費用は大体決まっています。もし教育だけして退職されたらその教育費は完全に無駄になります。企業としては、そんな無駄を出したくないので辞めないと思える人を採用したいと考えています。

具体的にどんなところが評価されるのか

なぜ高学歴や体育会系が評価されるのかをお伝えしましたが、次に具体的にどんな行為が評価されているのでしょうか。

まず高学歴は、試験に受かるために勉強するという行為をやりきって、且つ結果を残していることが評価されます。

ほとんどの人は勉強は苦痛に感じます(と、ぼくは勝手に解釈しています)。そんな辛い勉強を諦めずに行い、ライバルのいる試験に受かることは大変です。そんな大変な事をやりきることが評価されています。

続いて体育会系は、想像がつくかもしれませんが辛い部活を辞めずに乗り切ったという点が評価されます。

体育会系の部活に所属していた方なら分かると思いますが、部活なんて楽しいことはほとんどありません。

全体のうち、5割が辛いこと、3割が苦しいこと、1.5割が面倒臭いこと、残りが楽しいことでしょうか。

きっと誰もが一度は辞めたいと思ったのではないでしょうか。それでも辞めずに続けられたことはかなり価値のあることです。

高学歴と体育会系で持っている付加価値が違う

最後まで諦めずにやり遂げられるかどうかの指標になっていることはお伝えしましたが、それぞれで持っている付加価値は実は異なります。

付加価値って分かりにくい表現ですが、要はどんなモチベーションでやり遂げられたのかというバックグラウンドのことです。

高学歴は親や教師といった周りの期待という名のプレッシャーを受けながら、そのプレッシャーに負けなかったという付加価値があります。

当然、試験勉強は辛いのでもう諦めたい、楽したいという考えがよぎるかと思います。そこに、周りからのプレッシャーも受けた追い込まれた状況を乗り越えた訳です。

一方の体育会系は、自分の意思で入った部活を辞めなかったという意志の強さがあります。

ほとんどの人は部活を誰かに強制されたわけではなく自分の意思で部活に入るはずです。そのため、辞めるのも自分の意思で辞めることができます。

上でも書きましたが、部活は基本辛いことだらけです。その中で最後まで辞めなかった精神力が評価されるのです。

そのため、高学歴で体育会系が最強と言われるのは、周りからのプレッシャーにも強く、自分が決めた事をやり遂げる精神力も持っていると判断されるからです。

高学歴で体育会系なのに面接がうまくいかない人

「俺は高学歴で体育会系なのに就活がうまくいかない!」という人は自己PRの方法が完全に間違っているからです。

高学歴または体育会系というだけで「最後までやり遂げられる」能力がある事を言えるわけですが、面接でそれをうまく活用できていません。

「ぼくの長所はやると決めたら最後までやりきる点です。この長所を活かして部活も辞めずに四年間過ごしました。」
「学生時代辛かったことは部活を続けることでした。それでも部活を辞めずに四年間続けることができました。」

例えば上のようなアピールは効果があるのでしょうか。ぼくの考えでは、これは逆効果だと思います。なぜなら、「部活を辞めずに四年間過ごした」時点で最後までやりきる能力があることは明らかなので、それしか長所がない印象を与えてしまいます。

また、これしか言わないと本当に部活をやっていたのか疑われてしまいます。そうならないように、経験者でなければ分からない具体的なエピソードを入れる必要があります。

高学歴や体育会系でなければダメなのか

よく、高学歴や体育会系でなければ就活は厳しいと言われますがそんなことはありません。誰もが高学歴、体育会系であるわけでは無いですよね。それでも受かる人と落ちる人がいるわけです。

要は、「最後までやり遂げられる」能力がある事を言えばいいわけです。これを具体的なエピソードと絡めながら説明し、さらにそこから何を学んだのかアピールできれば有利に就活を進めることができます。

そのため、「これまで苦しんだけどなんとか最後までやり遂げたことは何ですか?」という質問を想定して、その具体的な答えを長所や特徴、アピールポイントなどに使えばいいのです。

まとめ

高学歴や体育会系であることが何を意味しているのかが分かれば、例え高学歴や体育会系でない人でも彼らに近いアピールをすることができます。

「どうせ俺はうまくいかない」、「何で高学歴や体育会系が重宝されるんだ」などという不満を言いたくなる気持ちを抑えて、自分のアピールポイントを探していきましょう。

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